【JDMC】データマネジメント3部作についてのインタビューのご紹介
こんにちは、DI部(データインテグレーション部)の川崎です。
データマネジメントの普及団体、JDMCから出版されている書籍3部作について、研究会メンバーのインタビューが掲載されていましたので、ご紹介します。
【インタビュー】データマネジメントは競争力強化につながる武器だ http://japan-dmc.org/?p=6490
- 「データマネジメントの基礎と価値」研究会による3部作
- 「データマネジメント概説書」+ケーススタディ2冊
- 「データマネジメント概説書」
- データの管理や活用に向けて全体像を把握するための教科書
- ケーススタディ2冊
- 3冊の想定読者:データマネジメントの担当者、組織のミドル層
- ケーススタディ(2冊)
- ケーススタディの主人公は「あなた」
- 物語的な書き方にしている。
- 読者が物語の主人公となって、一緒に悩んでもらえればいいなという思いも込めた。
- トップダウン編
- 複合プリンタ国内シェアトップ企業が、新規参入業者の脅威に対抗するため打ち立てた構造改革プロジェクトを、データマネジメントの知識が無い状態から「データマネジメント概説書」を駆使し、成功に導くまでを具体的に解説したもの。
- トップから言われたお題をどうひもといていくか、という視点。
- データマネジメント全体について書かれている。
- ストーリーとしては、素直に読める内容。
- 「データマネジメントって何?」が知りたい方にお勧め。
- ボトムアップ編
- ある大手製造業の調達業務で発生している様々な問題点を解決すべく、現場の方がデータマネジメントを活用して抜本的な解決を行うプロジェクトを立ち上げるまでの軌跡を、データマネジメント概説書に沿って具体的に解説。
- ケーススタディのどの部分に、概説書のどの部分が当てはまるかがわかるという仕組みになっている。
- 現場で困っていることをどう解決するか、という視点。
- データプランニングに特化した内容。
- 主人公が試行錯誤しながら進んでいくストーリーで、表現が難解かもしれない。
- 日本ではデータマネジメントの認知度が高くない
- 「データマネジメント概説書」の「構成要素体系」「構成要素詳細」を見てもらえばわかるが、実は最小単位のアクティビティベースで見ると、どの企業もきっと手をつけていることがあるはず。
- ただ、それをデータマネジメントと意識していないだけ。
- データマネジメントの肝について、簡単にわかってもらえるようなリーフレットを作成。
- データマネジメントとは何か。
- どんな課題を解決するものなのか。
- データマネジメントの重要性。
最後に
いかがでしょうか。3部作の書籍は力作ぞろいで、書き手の想いが伝わってくる内容になっています。データマネジメントに興味を持ち始めた方は、ぜひご覧になってください。